積荷の重量超過等の違反が後を絶たず、道路を著しく劣化させる要因となっていることを踏まえて、 全国のNEXCO(ネクスコ)や高速道路会社では、平成29年4月1日より過積載に対する罰則の強化が実施されています。 大口・多頻度契約におけるETCの割引停止やETCコーポレートカードの利用停止措置など 以前よりも重い罰則が課せられることになります。 |
■罰則の変更点や強化内容■ @違反点数区分や、悪質な違反への対応の見直し 以前と同じ違反内容でも、現行よりも高い違反点数が加算されます。 また、即時告発にかかわるほど悪質な違反(総重量が基準の2倍以上)の対応も強化されており、 即時告発されても不起訴であれば割引停止にはならなかった点が、 告発の結果(起訴、不起訴)に関わらず一部割引停止の措置がされる事になりました。 A累積期間の見直し 違反点数の累積期間が3か月から2年間へ変更になりました。 今後は2年間違反点数が消えない為、罰則を受ける可能性が今までよりも高くなります。 B違反点数加点項目の追加 今まで対象ではなかった、軸重超過が違反項目に追加され、加点の対象になりました。 加点項目が追加されたことにより、さらに罰則を受ける可能性が高くなります。 C違反点数超過による罰則内容の見直し 現行の罰則については違反点数が30点か、30点以上かで措置の内容が違っておりましたが、 累計違反点数が30点増えるごとに措置の内容が変わることになりました。 |
![]() また、違反点数は違反を受けた一台だけではなく、事業所全体に及びます。 |
■過積載のリスクは?■ 過積載とは、車両に規定の積載重量を超えた荷物を載せて走る法律違反行為ですが、 過積載の状態で車を走らせると、どのような危険があるのでしょうか。リスクをいくつかご紹介いたします。 ○制動力の低下 運べる以上の荷物を載せている状態ですので、車両が重くなり制動力が低下します。 バランスを崩したりブレーキが効きにくい等、車体コントロールが難い状態になり大きな事故をおこす可能性があります。 ○車両自体への影響 最大積載量を超えると、重みによる車体へのダメージも増え、車両の損傷やタイヤの脱輪・パンクの危険も上がります。 また、エンジンや制御装置にも負荷がかかるので車両自体の寿命も短くなってしまいます。 ○道路や環境等への影響 重量がある車ほど、道路や橋脚など構造物への負荷が高くなるので、道路等が傷み、寿命を縮めてしまいます。 たとえば、道路橋の床版の上を、制限重量を超えた12トン(制限値10トン+超過2トン)のトラック1台が走る際の負荷は、 制限値10トンを積載したトラック約9台分が走る時と同じと言われ、少しの重量オーバーでも大きな影響を与えます。 また、重い車両を動かすためにはその分多くの燃料を消費するので、燃費も悪化します。 このように過積載には様々なリスクがあります。 安全に積荷を運ぶため、過積載にならないよう、積荷の重量をしっかり管理しましょう。 |
●車両ごと計測して総重量を確認 | |||||||||||||||||||||
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